【終了しました】企画展Ⅱ(後期)「山口盆地考2018.....吹き来る風が.....」
- 2018年02月14日
- 展示案内
2018年1月24日(水)~2018年4月15日(日)
中原中也記念館では、コラボレーション企画の後期として、YICAとの展示を開催します。
山口現代芸術研究所(YICA)は、現代アートの展示やワークショップ、レクチャー等を企画・開催しているNPOで、2018年に設立20周年を迎えます。「山口盆地考」は、この街の歴史や文化を自然環境と一体のものとして見つめ直す、YICAからの提案です。サブタイトルは中也の代表作「帰郷」の一節を借りています。「あゝ おまへはなにをして来たのだ」という問いかけに促された表現者たちの作品を見て、皆さん自身もさまざまな風と対話して頂きたい、と願っています。
現代アートは、自由な発想、多様な素材、そして私たちが生きているこの時代と社会に対する深い関心を特徴としています。そこには中也の詩と同じように、つねに新しい感性との共鳴があるのです。
出品作家:小畑徹、坂本杏苑、澤登恭子、嶋田日出夫、白川美幸、末永光正、鈴木啓二朗、中野良寿、原井輝明、范叔如、藤木律子、松尾宗慶、松野真知、森秀信、渡辺栄、鈴木淳、谷尾勇滋、寺田就子、宮本博史
現在開催中の企画展Ⅱ「山口盆地考2018…..吹き来る風が…..」の作品について、アーティスト本人による作品解説をご覧いただけます。
下記のURLからご覧ください(別のサイトに移動します)。
【イベント】
中原中也を読む会 ※終了しました
開催日:1月26日(金)
時間:13:30~15:00
参加費:無料
解説:藤川哲(山口現代芸術研究所会長、山口大学教授)
モビール・ワークショップ ※終了しました
開催日:2月11日(日・祝)
時間:①10:00~11:30 ②13:00~14:30 計2回
定員:各回8名(先着順)
参加費:無料
講師:藤木律子(山口現代芸術研究所会員、本展出品作家)
内容:新古混ぜ混ぜ白絹(胴裏)を材料に使います。新しいもの、古いものそれぞれに自分の人生と歴史や思いを映し出します。この布を使い、切ったり、縫ったり、襞を寄せたりしてモビールを作ります。この布は透過性が有り光が当たると布の重なり、縫い目、襞などの陰影が美しく反映されます。中原中也の作品をテーマにしても面白いでしょう。生活空間の中に中也の作品や、作者の思いがモビールとなって宙に浮かび、暮らしに豊かな心情が加わります。
持参品:布切り鋏、紙切り鋏、カッターナイフ