休館日
月曜日(祝祭日の場合は翌日)
毎月最終火曜日
年末年始
その他展示替え期間などの臨時休館あり
開館時間
5月〜10月
午前9:00〜午後6:00(入館は5:30まで)
11月〜4月
午前9:00〜午後5:00(入館は4:30まで)

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NEWSリリース

【終了】2020年12月10日「山羊の日」特別展示


 

12月10日は詩集『山羊の歌』刊行日

中原中也の詩集『山羊の歌』は昭和9(1934)年12月10日、東京の文圃堂〈ぶんぽどう〉書店から刊行されました。詩集の編集は昭和7年に終わっていましたが、資金不足や版元が決まらなかったことにより出版は難航。実に2年半の歳月をかけてようやく世に出た、中也念願の第一詩集でした。

この『山羊の歌』には、「サーカス」「帰郷」「汚れつちまつた悲しみに……」といった中也の初期の代表作が収録され、中也没後83年が経った今でも、多くの人に読み継がれています。

中原中也記念館では、中也にとって記念すべきこの12月10日を「山羊の日」と名付け、ささやかなお祝いのイベントを行います。

2020年12月1日(火)~12月13日(日)

特別展示 中原中也直筆原稿「春の日の夕暮」

今回の特別展示は、詩集『山羊の歌』冒頭に収められた詩「春の日の夕暮」の原稿です。未発表小説「青年青木三造」が書かれた原稿用紙の裏に記されています。

「春の日の夕暮」の初稿は、大正131924)年、詩の創作ノート「ノート1924」に書かれました。この原稿はそれから8年後となる昭和71932)年、中也が『山羊の歌』の印刷用原稿を準備する際、清書前の下書きとして制作したものであると考えられます。タイトルは詩集収録時に「春の夕暮」から「春の日の夕暮」へと改題されました。

 なお、この原稿は昭和471972)年の火災により大きな損傷を受けましたが、平成292017)年に修復を行い、展示が可能な状態によみがえりました。

2020年12月12日(土)~12月13日(日)

来館者プレゼント

各日先着10名様に『山羊の歌』のまめほんをプレゼント!

来館者全員に「山羊をつれた中也くん」ポストカードをプレゼント!

 

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