【終了】企画展Ⅱ 雑誌「詩園」—中也・山頭火と山口の文学青年たち
- 2022年03月16日
- 展示案内
企画展Ⅱ 雑誌「詩園」—中也・山頭火と山口の文学青年たち
2021年9月29日(水)~2022年4月17日(日)
昭和13年、中原中也一周忌を前に、中也の詩を敬愛する山口県内の若い文学青年たちが文芸同人誌「詩園」を創刊しました。同人は和田健、中也の弟・中原呉郎をはじめ、長谷執持、林かほる、矢嶋行隆、村田富久太、福冨忠雄らでした。 彼らは詩の創作に励みながら、誌上に中也の遺稿を載せたり、一周忌に墓参をおこなったりと、中也の顕彰活動を行っていました。また、当時山口に住んでいた俳人・種田山頭火と交流し、山頭火の句や文章も掲載しています。 このたびは、山口県立大学郷土文学資料センター協力のもと、戦時下の山口の文学を支え、中也顕彰の先駆けともなった雑誌「詩園」について紹介します。