【終了】没後83年 中也忌
1937年、30歳で夭折した中也は、現在、山口市吉敷の経塚(きょうづか)墓地で静かに眠っています。
中原中也記念館では、10月22日を「中也忌」とし、あわせて関連イベントを開催します。
中也に思いをはせながら、文学にひたる秋のひとときを過ごしてみませんか?
★10月22日(木)は入館料無料! ※混雑時、入館制限あり
10月17日(土)~25日(日)
特別展示 中原中也原稿「野卑時代」
中原中也の命日にちなみ、中也の直筆原稿「野卑(やひ)時代」を期間限定で特別に展示します。
この作品は未発表作品で昭和9年11月29日、中也が27歳のときに制作されました。
なお、この詩は、大林宣彦監督の遺作となった「海辺の映画館―キネマの玉手箱」の中で、映画のテーマにかかわる重要な詩として登場します。ぜひ、映画ともあわせてご鑑賞ください。
10月22日(木)
中也命日
10月22日は、中原中也の命日です。山口市にある経塚墓地(きょうづかぼち)にあるお墓に職員がお参りします。
※今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、墓前祭の開催を中止いたします。ご了承ください。
▲過去の墓参のようす
10月1日(木)~10月21日(水)
中原中也へのメッセージ
2020年10月22日(木)中也の命日にあわせて、あなたから中也へのメッセージを書いてみませんか。中也命日に、中也のお墓にお供えします。
館内に設置するとともに、下記フォーム、お手紙でも受付いたします。(21日に到着分まで)
10月23日(金)13:30~15:00
中原中也を読む会「中也忌関連企画 中原中也「骨」「一つのメルヘン」を読む」
学芸担当職員の解説とともに詩を読み深めたり
中也の詩の世界を楽しく味わおう、という会です。
詩にちょっと興味はあるけどなんか難しそう…という方に是非オススメです。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、予約制・先着5名様までとさせていただきます。
お申込、詳細はこちら
YCAMシネマ連携企画
大林宣彦氏 映画作品「海辺の映画館 キネマの玉手箱」上映
「野卑時代」をはじめ、中原中也の詩がたくさん登場する大林宣彦氏の新作「海辺の映画館 キネマの玉手箱」を上映します。
10月1日(土)~10月31日(土)
上映会場:山口情報芸術センター(山口市中園町7-7)スタジオC
基本料金:一般1300円/any会員・25歳以下・特別割引(65歳以上、障がい者・同伴者)800円
上映日時など詳細は会場である山口情報芸術センター[YCAM]のページをご覧ください。
10月11日(日)16:00~
アフタートーク
中原中也記念館の中原豊館長が、映画に登場する中也の詩についてアフタートークを行います。
「海辺の映画館 キネマの玉手箱」とあわせてぜひご参加ください。
13:00~15:59 「海辺の映画館 キネマの玉手箱」上映(有料)
16:00~16:40 アフタートーク(※質疑応答を含む)
参加無料、先着50名、予約不要
※トークのみの参加は可能ですが、当日映画を鑑賞された方を優先させていただきます。満席の場合はお断りする場合がございます、あらかじめご了承ください。
関連書籍
映画作家・大林宣彦氏による公開講演録「中也さんに導かれて、戦争史を訪ねる映画を作りました。」を掲載(山口市、2019年開催)。
中也の詩を愛読し、「野のなななのか」「花筐/HANAGATAMI」など中也の詩や詩集が登場する作品を制作してこられた大林氏が中也や映画への思いを語られました。