休館日
月曜日(祝祭日の場合は翌日)
毎月最終火曜日
年末年始
その他展示替え期間などの臨時休館あり
開館時間
5月〜10月
午前9:00〜午後6:00(入館は5:30まで)
11月〜4月
午前9:00〜午後5:00(入館は4:30まで)

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NEWSリリース

【開館25周年記念】中也くんLINEスタンプ販売


「中也くんスタンプ」2019年4月27日(土)~

◎中原中也記念館(公式)中也くんスタンプ

◎24個セット

◎50ラインコイン(120円)

◎LINE のスタンプショップクリエイターズスタンプより購入できます。「中也くん」で検索するとヒットします。

LINEスタンプショップ

開館25周年を記念して、中也くんLINEスタンプを販売します。

このスタンプは詩人・中原中也の詩やエピソードに基づくスタンプとなっています。

スタンプをいくつかご紹介したいと思います。使いどころの難しいスタンプですが、ぜひ使ってみてください!


「さやかに風も吹いてゐる」

出典:中原中也『山羊の歌』収録「帰郷」

中也の詩「帰郷」の一節です。この詩には、中也の故郷への複雑な思いが表れています。

医院の跡継ぎとして育てられた故郷から離れ、実家からの仕送りに頼りながら詩作中心の生活を送っていた中也にとって、ふるさとである山口は詩人としての自分をはぐくむ場所であると同時に、現実社会における詩や詩人の存在意義を厳しく問いかけてくる場所でもあったのです。

「ひとりカーニバル」

出典:安原喜弘宛 中原中也書簡 昭和8年129日付

中原中也が友人・安原喜弘にあてた手紙の中に自身のことを<一人でカーニバルをやつてた男>と書いたエピソード。

中也は酔うと誰彼かまわず絡んで議論をふっかけるくせがありました。

安原はそんな中也を諫めたり、介抱したりすることも多かったようです。

この手紙では昨晩酔っ払って迷惑をかけたことをわびる一方、信頼する友人・安原に対して、中也独自の人との関わり方について理解を求めています。

「頼みがあるんだ」

出典:野々上慶一『文圃堂こぼれ話 中原中也のことども』 「詩集『山羊の歌』のころ」より

中也は自身の第一詩集『山羊の歌』を出版するために、文圃堂書店という本屋を営んでいた野々上慶一を訪ねました。

小林の紹介で来た、という中也は初対面の野々上に出版の依頼をし、快諾を得ます。念願の詩集がやっと出せることになって中也は嬉しそうだったと野々上は語っています。

「うまい みつばのおしたし」

出典:中原中也『在りし日の歌』収録 「骨」

「おしたし」というのはもちろん「おひたし」のことです。

中也の好物といえば「みつばのおしたし」、というイメージがあるのは中也自身が詩の中で登場させたり、友人も中也の好物として言及しているからなのです。また、詩の中に登場する<故郷(ふるさと)の小川のへり>とは、中也が眠るお墓のある吉敷川のほとりのことだといわれています。

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