【終了】【特別展示】萩原朔太郎と中原中也―萩原朔太郎大全2022
- 2022年10月25日
- 展示案内
2022年10月26日(水)~11月27日(日)
萩原朔太郎と中原中也―萩原朔太郎大全2022
詩人・萩原朔太郎の没後80年にあたる2022年、朔太郎を介した企画展「萩原朔太郎大全2022」が全国52か所の文学館や美術館、大学等で開催されます。
中原中也記念館では、その一環として「萩原朔太郎と中原中也―朔太郎大全2022」と題し二人の詩人の献呈署名入り詩集を展示します。
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献呈署名入り 萩原朔太郎『月に吠える』(有島生馬宛)
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献呈署名入り 中原中也訳『ランボオ詩集』(萩原朔太郎宛)
萩原 朔太郎(はぎわら さくたろう)
1886(明治19)年11月1日―1942(昭和17)年5月11日。
群馬県前橋市生まれ。詩人。
従兄である萩原栄次から短歌の手ほどきを受け、文学の道に入る。後に詩に転じ、1917(大正6)年に第一詩集『月に吠える』を刊行。口語の緊迫したリズムで、感情の奥底を鮮烈なイメージとして表現し、後の詩壇に大きな影響を与えた。さらに、1923(大正12)年に出版した『青猫』で、口語自由詩の確立者として不動の地位を得る。享年55。
そのほか関連
同時に、並行して開催中のテーマ展示「中也の本棚――日本文学篇」と企画展Ⅱ「中也、この一篇――「一つのメルヘン」」において朔太郎を紹介しているパネルに共通のロゴマークを設置して、二人の詩人の文学的な交流を紹介します。
その他、読書コーナーでは2015年に開催した特別企画展「萩原朔太郎と中原中也」のパンフレットや機関誌「中原中也研究」第21号(特集「萩原朔太郎と中原中也」、2016年8月31日発行)を手にとって読んでいただけるように設置し、館内の様々なスポットで朔太郎の存在を感じ取っていただけるようにします。
萩原朔太郎大全2022
公式ウェブサイト
https://www.maebashibungakukan.jp/taizen
Twitter公式アカウント
https://twitter.com/sakutarotaizen
Instagram
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