開催中■テーマ展「郵便で御免下さい――中原中也の手紙」
- 2025年01月28日
- 展示案内
2025年2月14日(金)~2026年2月15日(日) ※特別企画展期間(7月31日(木)-10月5日(日))は除く
中原中也が生きていた時代は、インターネットもスマートフォンもなく、今ここにいない相手に思いや情報を伝える手段は主に手紙でした。中也は筆まめで、常に切手や便箋を持ち歩き、友人や家族に向けてたくさんの手紙を書き送っています。そこには、詩人としての感性が光るものや文学への情熱が生き生きと表されているものもあれば、旅先から出した絵はがきや帰省した山口での日々をのんびり書き綴ったものもあります。
中也にとって手紙とは、直接自分と相手とをつなぐ、自己表現の一つでもありました。
本展では、小林秀雄や安原喜弘ら友人や母・フクに宛てた手紙を紹介しながら、手紙を通して見えてくる中也の意外な一面と、「手紙」がもつ面白さに迫ります。
★テーマ展示 ハンドアウト ※更新までお待ちください
*テーマ展示*
1年を通して開催している展示。(特別企画展期間中を除く) 毎年違ったテーマを設け、それぞれの角度から中原中也の世界をより深く追求していきます。